ドーピング検査
今日は病気ではなく薬のお話をしたいと思います。
胃潰瘍であれば胃酸分泌を抑える抗潰瘍薬、扁桃腺が腫れていれば原因となる菌に対し適切な抗生物質を投与します。「病気、病名」に対し、投与する薬が決まってきます。当たり前ですね。しかし、患者さんの職業、状況により使える薬が限られる時があります。
それは、どのような時でしょうか、想像してみてください?
当院で遭遇する特殊なケースとしては次のような状況でしょうか
1.赤ちゃんに母乳をあげているお母さん:薬を飲んだあとに授乳していいですか?
2.フライトをひかえるパイロット:薬を飲んで仕事をしても大丈夫ですか?
3.トップアスリート(運動選手)の方:ドーピング検査にはこの薬は問題ないですよね?
その他、妊婦さんへの薬、腎臓の病気で透析中の方への薬、いろいろなケースがあり、都度、最新の薬学知識をふまえ投薬をする必要があります。
1.2.3.いずれのケースでも細心の注意を要しますが、問題のない薬を適切に選び処方できます。
ドーピングに関しては、日本アンチドーピング機構http://www.anti-doping.or.jp/index.htmlがインターネットに情報を提供していますので興味有るかたはどうぞ。例えは、薬局で簡単に買える咳止め薬の中にもドーピングにひっかかる成分が含まれています。喘息、高血圧の薬も一部の薬はドーピングにひっかかります。
私自身、以前、のじぎく国体の救護をお手伝いした時にドーピングに関して程度勉強しましたので知識を持っているつもりですが、いざアスリートの方に薬を出すとなると少し身構え、最新の禁止リストを取り寄せ、都度確認した上で処方しています。
単に病気を診るだけでなく、患者さんの病歴、職業歴、背景を含め総合的に診察することの大切さを再認識する日々です。
http://nakajima-clinic.com/index.html
中島クリニック
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